パリ・サン=ジェルマンとファナティクスが10年間の戦略的マーチャンダイジングパートナーシップ契約を締結

パリ・サン=ジェルマンとファナティクスは長期のパートナーシップを締結することで、PSGブランドの向上およびPSGブランド商品の価値及び購買体験を更に進化させます。

Screen-Shot-2020-06-29-at-11.56.59-AM.png

世界最大級のオフィシャルスポーツライセンスマーチャンダイズ企業であるFanatics Inc.(本社:米国)(以下、ファナティクス)とパリ・サン=ジェルマン(以下、PSG)は、PSGブランド商品のEコマースや製造に関する10年間の包括的なパートナーシップ契約を締結しました。

これまで両社はEコマースの限られた範囲のパートナーシップでしたが、今回の契約によってファナティクスはEコマースの権利を拡張し、さらにPSGブランド商品の製造およびアパレルや雑貨等の包括的なライセンス管理を行うことで、これまで以上に幅広い商品を販売・製造してまいります。

スポーツ界において最も革新的かつ創造的な企業とクラブの新たなパートナーシップを通じて、また、グローバルに展開するファナティクスのV-Commerce(*)を通して、世界中のPSG ファンに対してこれまでよりもさらに幅広い商品の提供が実現できるようになります。これによりPSGのマーチャンダイズ・ビジネスは世界のスポーツ界でも最大規模となります。

本パートナーシップ契約により、ファナティクスは世界最大のサッカークラブの1つであり、グローバルブランドとしても名高いPSGのEコマースを独占的に展開することとなると同時に、Nike及びその他コラボレーションブランド商品以外のすべてのPSGブランド商品のマスター・ライセンスを取得します。

期間はこの夏から2030年までの長期契約となり、本契約によりファナティクスは自社独自で、また各分野で卓越したサブライセンシーと共に、これまでにない規模の幅広い品揃えを提供します。また、世界中のPSGファンに対してこれまでにない購買体験を提供します。これらはグローバルのPSGの戦略に基づくものであり、PSGは引き続きオーナーシップを持ってブランド戦略を実行していくことになります。

PSGはヨーロッパ・北米・アジアを重要戦略地域と位置付けていますが、ファナティクスが世界で持つノウハウや知見の活用により、今後3年間でPSGのEコマース売上を少なくとも3倍の水準に引き上げることを目指しています。

Nikeとジョーダン・ブランドとの革新的な商品開発により、PSGは最も話題のコンシューマー・ブランドの1つとなりました。スポーツとテクノロジー分野のパイオニア企業の1つとしてV-Commerce(*)を展開するファナティクスとのパートナーシップにより、ファナティクスの最先端のEコマースシステムと、オンデマンドによる受注生産(“Made to Order”)および強固なサプライチェーンを通じて、高品質な商品をタイムリーにファンに届けることが可能となります。

 

PSGブランド・ディバーシフィケーション・ディレクター ファビアン・アルグレのコメント

「我々は競争性と品質を重要視しています。PSGはブランドとしてサッカー以外の分野への向上心が特別に高く、また、ファナティクス社はファン体験やスポーツブランドとしての可能性を最大化するための素晴らしいノウハウがあります。我々の目標は、消費者動向が日々変化しビジネスが素早く拡大している現在、両社の力を結集していくことです。」

ファナティクス プレジデント ゲリー・ゲルツオークのコメント

「PSGは世界で最も革新的なサッカークラブの1つで、間違いなく今最もホットなグローバル・スポーツ・ブランドの1つです。我々同様、既存の型にはまらず新しいアイデアを取り入れている組織とパートナーになることで、ますます業界をリードしていきたいと考えています。世界のスポーツファンにより素晴らしいエクスペリエンスを提供すべく事業を拡大しているクラブと提携できることをとても光栄に思います。」

 

2011年以降、PSGは350以上のカテゴリーで5,000以上のライセンス商品を開発しています。また 革新的で最先端なブランド展開の一環として、ファンがチームへの情熱とプライドを表現できる限定的な商品を独占展開するコレクション #PSGlimitedを先日ローンチしました。このパートナーシップにより、ファナティクスが持つ1,000社以上のライセンシーへのアクセスを可能とし、さらに新しくオリジナルな商品を世界のファンに提供していくことで、PSGは今後2年間でライセンシーを2倍にする目標を持っています。一方のファナティクスは、ヨーロッパの主要サッカークラブや、NFL, NBA, MLB, NHL, ライダーカップ, ツール・ド・フランス、フォーミュラ・ワンなどの世界を代表するスポーツ団体といくつものパートナーシップ契約を結んでいます。

 

(*)V-Commerce; 企画、製造、販売までを垂直統合的に行うビジネスモデルを指します。V-Commerceモデルを採用することで、スポーツで生まれる、優勝、記録達成といった多様な「瞬間」によって発生するファンのニーズに応え、メモリアルグッズなど、スピーディーな商品の提供を可能とします。

 

パリ・サン=ジェルマン(PSG)について:

PSGは1970に設立、フランスを代表するスポーツクラブである。パリを本拠地としパリ唯一のプロサッカークラブであるPSGは、「ワン・ユニーク・シティ、ワン・ユニーク・クラブ」をスローガンとし、2011年のカタール・スポーツ・インヴェストメントの買収以後、世界最大のグローバル・スポーツ・ブランドの1つとして変革を遂げた。

現在9000万以上のフォロワーを持つ世界で最も人気のあるスポーツクラブの1つとして、PSGはパリ本社のほか、シンガポール・ニューヨークとドーハにインターナショナル・オフィスを設置している。男子サッカーのほか、女子サッカー、ハンドボール、柔道とeスポーツクラブも展開している。

 

ファナティクスについて:

ライセンススポーツマーチャンダイジング業界のグローバルリーダーとして、ファナティクスはNike NFLやNike MLBのジャージー等の商品をタイムリーに受注生産(Made-to-Order)で製造するなど、テクノロジーを駆使した様々な革新的な方法でファンに対してユニフォーム等のチームアパレル商品をお届けし、常に変化し続けている。数多くの販売チャネルを有しているため、Eコマースや店舗(世界的なスポーツイベントのオンサイト店舗やスタジアムを含む)でタイムリーな商品ラインナップを実現。

様々な販売チャネルを有するファナティクスはEコマースのオンラインストアも含めて300を超えるストアを運営。その中にはNFL, MLB, NBA, NHL, NASCAR, MLS, PGAや、その他200を超える大学スポーツやプロチームに加えて、パリ・サン=ジェルマン(PSG)やマンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、マンチェスター・シティなど様々なグローバルな代表的ビッグクラブの権利も有している。その他にもファナティクスはFAウェンブリーストアやトウィッケナムにあるイングランドラグビーストア、ニューヨークにあるNBAおよびNHLの旗艦店等に加え、スポーツイベント時の施設内店舗を含む様々な店舗運営も展開している。

Previous
Previous

北海道日本ハムファイターズとファナティクス・ジャパンが10年を超える戦略的リテールパートナーシップ契約締結

Next
Next

オフィシャルパートナー契約を結ぶプロ野球チームへ「FAN MASK™」の寄贈